Neck Carving Through Neck & Body Sanding 正確なダヴテイル・ジョイントの確認が行われた後、ネックとボディは再び取り外され、ボディは再度サンディングに回されます。ネックは、これからが本格的な仕上げの工程になります。 Sanding the shoulders of an LV-09 Robert gluing the heelcap on an L-05-12 Matthew grinding the heel of a neck ネックはCNCルーターにセットされ、ネックグリップやヒールの荒削りが行われます。 Neck carving three P-05's. 荒削りが完了したネックは、手作業によってシェイプを整えていきます。ネック・シェイプは、プレイヤーにとって最もフィーリングを感じる部分です。それは製作者にとっても同じことが言えます。このシェイピング作業は、サンディンやファイリング処理など高い技術力と経験が求められます。 Carving the shoulders of an D-05 後はひたすら磨き込むサンディング作業になります。手作業によるサンドペーパー掛けです。それはサンドペーパーの番手を変更しながら、丸々2時間以上続くとても根気がいる作業です。しかし、このサンディング作業が不十分だと、その後の塗装などで問題を引き起こします。ギターの製作の奥儀があるとすれば、それはサンディングだと言えるかもしれません。 Sanding the headstock on a future family heirloom. ボディも同じようにサンディング作業が引き続き行なわれています。どんなに小さな傷も見逃されることなく、このサンディング作業によって修正され磨きあげられていきます。 Racks of bodies recently wash coated. サンディン作業が完了したネックとボディは、塗装ブースに送られます。ここで美しい木、本来の風合いを取り戻すために酸化されている表面を修正し、8時間以内に最初の塗装シーラー・コートが吹かれます。 |